ひょいっと一歩、踏み出すブログ

底辺スカベンジャーM.D.研究者

救急かどうかの絶対的な基準は評価者によって代わる

患者さん御本人にとって「命に関わる」と思えるような臨床症状でも医者から見たら「なんだ。この程度で忙しい救急に……」と思うことは多々ある。逆に「特に心配はしていないがいつもと違う/かかりつけ医で紹介を受けた」から来院された方がそのまま緊急入院という例もたくさんある。もちろん、大したことない…と思いながらみえられ、その後も本当に病状がよくその日に治療が終了する方や、一方で患者さんの医来院時に致死的疾患を疑ったけれど結局何も出来ないまま……ということも星の数ほどある。