趣味は?と聞かれての対応について批判的吟味する
・水泳 → △
話に発展性がない。
唯一の期待は「昔、水泳やってたよー」という返事。
それでも、でっていう。
・読書、音楽鑑賞 → △
事実だとしても、可もなく不可もない。インパクトに欠ける。
さらに共通認識ないと、でっていう→終了。
・お酒 → ×
バーとかビリヤードとかダーツなんかなら○。
居酒屋で生中飲むのでアウト。
・ネット → ×
ネットサーフィン(笑)wwwwいつの時代だよwwww
どうせ2ちゃんねるだろwwwwwwww
・ゲーム → ×
しかも10年以上まえのやってる回顧厨。おっさん乙。
・寝ること → ×
引きこもり乙。
・旅行 → △
※ただし18切符使用に限る→終了
・勉強 → ×
実は、今でもたまに東○高校御用達のチャートとか開いてる。
\(^o^)/オワタwwww
ところが、これが池面(もしくは自分が池面だと思うようにする)だと以下のようになります。
・水泳 → ◎
ほとばしる肉体美。
筋トレ厨は自分好きが多そうだけど、自然な細マッチョ素敵!
・読書、音楽鑑賞 → ◎
自分独自の世界を持っていて素敵!
・お酒 → ◎
社交性もあって素敵!
・ネット → ◎
ユビキタスでクラウドコンピューティングでWindows8よねー素敵!
・ゲーム → ◎
今でも少年の心を忘れていないのね、素敵!
・寝ること → ◎
たまにはおうちもいいよね、素敵!
・旅行 → ◎
見聞も広くて素敵!
・勉強 → ◎
文武両道素敵!
胸が熱くなるな…
これをロビンソン・クルーソー法と言います。
http://twitter.g.hatena.ne.jp/maname/20100212/1265830664
※批判的吟味とはEBM;Evidence Based Medicine,根拠に基づく医療を行う上で、個々の患者さんにおける臨床疑問に対し眼前の論文の内容をそのまま鵜呑みにするのではなく、原著論文が的確な回答を示しているかを判断し応用する手法のことです。ぶっちゃけ、粗探しをしていちゃもんをつける、という言い方もできるかもしれません。
たとえばある薬物治療が効果があるといわれていて、製薬会社の営業マンは医学論文を根拠に処方を勧めてきますが、それが本当に目前の担当患者さんに有効な治療法なのかどうかを考慮するために使用します。世間一般でいわれていること、一見みんながあたりまえだと思っていることでも、調べてみると実はさほど効果がなかったり、一般的でない例はごまんとあります。
たとえば、脂質異常症(いわゆる高コレステロール血症)は心筋梗塞や狭心症のリスクになります。経口コレステロール降下薬の内服はリスクを30%下げると言われています。コレだけ聞くと、めちゃくちゃ効果がありそうに聞こえますが、実は7%を5%に下げるという意味で、極論すれば93%の人は高コレステロール血症を放っておいてもなんにも起きないわけです。もちろん、心筋梗塞以外の要素を考えれば薬物療法の重要性も変わってきますが、目前の医者(=背後の製薬会社)や数字には騙されやすいので注意が必要って言うことですね。